筑北村立筑北小学校
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<きょうのメニュー>ふるさと献立
*キムタクごはん
*きのこ汁
*白菜の浅漬け
*やしょうま
*牛乳
6年生のみなさん!みなさんが、筑北小学校の給食を食べられるのはあと、6回です!6年間の小学校生活を振り返ってみると、いろいろな思い出が浮かぶのではないでしょうか。そんな卒業間近の6年生と、全校のみなさんにもぜひ覚えていてほしいことがあります!
それは、私たちが住んでいる筑北村でとれる地場産物(地元で取れる野菜や果物など)はどんなものがあるか。長野県の郷土料理は知っているか。筑北村で抱えている産業の問題はどんなことかを知っているか。
まず、地場産物(地元で取れる野菜や果物など)はどんなものがあるかみなさんは言えますか。たくさんありますよね。中でも、今日の給食には地場産物がたくさん入っています。白菜、筑北村には『西条白菜』というブランド名がついている白菜もありますよね。きのこ汁には、筑北村でとれた なめこ、じめじ、しいたけ、そして『きのコングごりごり』のふるさとでつくられている えのき が入っています。そして、筑北小の給食は筑北村産のはぜかけ米100%です。その農家さんたちの悩み、問題は『作り手不足、高齢化とえさ代、肥料代等の価格高騰』など。さらに、しかやイノシシなどの動物による被害と温暖化など。昨日、お会いした筑北村のお米農家さんは、「とにかく肥料代が高く、お米には広い土地とそれを管理する労力が必要。ただ、どんなにがんばっても天候に左右される仕事でもあるため、今年やめようという仲間の米づくり農家さんも言っている」「今のお米の出荷量を保っていくのは本当に大変なことだ」と。この話を聞いて、筑北小のお米は年間1,400kg。これだけ多くの量のお米を作るためにどれだけの人が携わってくれたのか。感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
また、キムタクご飯も、長野県の県民食でもある漬け物をたくさん食べてほしいとい願いで長野県で生まれた料理でしたよね。
さらに、2月15日、そして、旧暦3月15日は、筑北村の郷土料理『やしょうまの日』です。「やしょうま」は、米の粉で作られているもので、自然の食材で色を付け、様々な模様を描いたお菓子です。筑北村では、お釈迦様が亡くなられた日の2月15日に「やしょうま」を作って、お釈迦様やご先祖様にお供えして、それを多くの人に分けてあげる行事があります。やしょうまって名前の由来は、お釈迦様がお亡くなりになられるとき、大勢の弟子の中の「ヤショ」が、米の粉で作ったお団子を差し上げたところ、それを口にしたお釈迦様が「ヤショウマかったぞ」と言ったところから、付いた名前とも言われています。この「やしょうま」は、お釈迦様の耳(みみ)とか、お釈迦様の枕(まくら)などと言って、これを食べると虫歯が出来ないと言われています。また、知恵団子と言って、お釈迦様からお知恵を頂くものだと言われています。
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